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vol.21 日本古来より伝わる色。美しい伝統色の魅力。

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はじめまして、デザイナーの菅野です。

今回は、和の色、日本の伝統色がテーマです。四季折々の自然の変化に富む日本。そんな四季のうつろいの中に美を見い出し、生まれたのが日本の伝統色です。

その長い歴史の中で、植物や生物、染料、その時代の文化などから、多くの人たちが様々な感性で色の名前を名付けてきました。 色の名前からは、繊細で微妙な色の違いを感じ取る日本人の感性を知ることができます。

ここでは、そんな日本の伝統色を紹介していきます。色選びの参考や繊細な日本人の美の心を楽しんでいただけたら幸いです。

 

1. 日本の伝統色、灰色30選。

風情のある名前は非常に美しい

色だけでなく名前も風雅な日本の伝統色です。ここでは、灰色系を厳選して紹介します。 繊細で微妙な色合いの美しさは必見です。

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2. 日本の伝統配色

重色目、昔の人々もお洒落をしていました

重色目とは着物などの装束の表地と裏地を重ねたときにできる混色のことだと言われています。透けた裏地の色まで考慮するその美意識の高さには敬意を表したいですね。ここではその重色目をご紹介します。

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3. 現代で使われている日本の伝統色

現代に蘇る侘び寂びの世界

日本の伝統色は現代においても様々な場所で使われています。ここではその実例を紹介します。

 

東京スカイツリー

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LEDで江戸紫を表現。

現代の技術で伝統色が再現されています。ロゴにも伝統色が使われていますね。

デザインコンセプト | デザイン | 東京スカイツリーについて | 東京スカイツリー TOKYO SKYTREE

「NANAMIYA – 肴七味屋」

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DFA Silver Awardを受賞したパッケージデザイン。多彩で日本らしい上品なデザインです

artless Inc. | news and portfolio : * branding & identity : NANAMIYA: 肴七味屋

「和食は、和色で、できている」

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印象的なキャッチコピーの広告。メッセージがとても分かりやすいです。

新聞・雑誌広告のご紹介|広告ギャラリー|味の素株式会社

「NIPPON COLORS - 日本の伝統色」

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日本の伝統色が綺麗なデザインでまとめられていています。色を選択するとなめらかにページ全体が入れ替わります. 

NIPPON COLORS - 日本の伝統色

 

4. デザイナーが使う色見本

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正確に色を確認するための色見本

web上のだけでなく、デザイナーが色を確認するときに使う道具として実物の色見本があります。 ここでは「DICカラーガイド 日本の伝統色第8版」というものを参考にしています。 見ているだけで楽しいですね。

 

5. まとめ

いかがでしたか?とても繊細かつ美しいですよね。

古来より日本の伝統色は多くの染織品や絵画、工芸、詩歌、文学として、生活や文化の中に深く息づいてきました。 大切な日本の文化として、これからも受け継いでいかなければならないなと感じました。 そして、デザイナーとして、日本特有の感性を大切に、世の中や世界に向けてデザインに生かしていきたいですね。

 

出典:東京スカイツリーホームページ 

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出典:artless 

artless Inc. | news and portfolio : * branding & identity : NANAMIYA: 肴七味屋

出典:AJINOMOTOホームページ 

新聞・雑誌広告のご紹介|広告ギャラリー|味の素株式会社

出典:NIPPON COLORS - 日本の伝統色

参考資料:color-sample.com 

色見本と配色サイト - color-sample.com

参考資料:内田広由紀(2008)「和の色辞典

参考資料:DICグラフィックス株式会社「DIC 日本の伝統色 第8版」