vol.3 使うとこんなに便利!ペンタブレットの使い方
こんにちは。イラストレータの西山です。今回は私が日頃愛用しているペンタブレットについてお話しします。
私が使用しているのはWACOMのINTUOS4シリーズです。
Largeサイズなので、紙に描くような扱いやすさが魅力的です。
WACOMホームページ http://tablet.wacom.co.jp/article/intuos-pro
ペンタブレットとは?
慣れるとこんなに便利!
ペンタブレットは、ペンを使って自由にPCを使いこなせる便利なツールです。
マウスのかわりに、ボールペンや筆のような使いやすさで、手描きのイラストをPC上で描きあげることができます。
はじめに
ペンタブは使いづらい?
実は鉛筆やペンの使い方と同じです。
使い慣れると、紙に描くように色々な雰囲気のイラストを、ペンタブで描けるようになります。
使う前に
まずはペンの持ち方
鉛筆やボールペンと同じように持つだけです。持ちやすいように少し傾けてください。
筆圧感知機能がついているので、あまりペンを寝かせると感度が悪くなります。ペンの先端が立っているほうがいいでしょう。
モニター画面でのポインターの動作は、タブレット上で少し浮かせてペンを動かすだけで、ポインタが移動します。
画像をトレースしよう
画像をPCに取りこむ
画像をスキャンしてPCに取りこみます。
Photoshopのレベル補正のスライダーを動かしながら、汚れを消し線をハッキリさせます。
線が消えないようにプレビューにチェックを入れながら、調整していきましょう。
下塗り
ブラシの質感を変えてみよう
このとき輪郭がギザギザしたブラシで塗ると、手描きのような質感がでます。
ブラシの不透明度を下げて塗ると、複雑なグラデーションがつけやすいです。
書きこみ
筆圧を使いこなそう
筆圧の強弱をつけて細かい皺をかきます。
ペンで描く力加減で線を太さを調整できるようになります。
仕上げ
奥行きを出すには?
輪郭の鮮明さを調整することで奥行きをだします。
手前は輪郭検出で輪郭を鮮明にします。
輪郭検出を使うと水彩風のにじみが作れます。
奥は不透明度を下げた大きなブラシで輪郭を薄くします。
消しゴムではなく白いブラシを使うことで、ふんわりとした花の印象を持たせましょう。
vol.4 使い方いろいろ!オリジナル筆圧ブラシの作り方 - BOEL Inc. TIPS
vol.9 ペンタブユーザー必見!レイヤーモードの使い方 - BOEL Inc. TIPS